こんにちは!管理人のアカツキです。
今回は「東京都防災アプリ」を取り上げます。
ヘルメットにツノが目立つキュートなキャラクターが可愛いですよね。
こちらは「東京防災」公式キャラクターの「防サイくん」です。
さてこのアプリ、一言で言いますと、「スゴイ」という感想に終始します。
その内容もそうですが、とにかくボリューム内容がとんでもない量です。
このアプリ一つで防災の知識や対策を一通り学ぶことができると思います。
「東京都」という名前が付いているので都民向けに最適化されていますが、たいへん充実した防災コンテンツが揃っていますので、都民ならず他の道府県の方にもぜひインストールをオススメしたいと思います。
それではアプリ全体の概要をご紹介していきます!
「東京都防災アプリ」とは
東京都公式の防災アプリです
今から2年前の2018年(平成30年)3月から配信が開始されました。
「あそぶ」「まなぶ」「つかう」をコンセプトに災害時に役立つコンテンツが掲載されています。そして「楽しみながら」防災について知ることができます。
防災ブック「東京防災」がベース
全体的に「東京防災」をベースにしていて、その中の防災知識を学んでいくスタイルになっています。
この「東京防災」とは、今から5年前の2015年(平成27年)9月から東京都の全家庭あてに配布された防災ブックです。東京の地域特性やライフスタイルなど、東京に特化した冊子となっています。
「東京都防災アプリ」にはこのPDF版(+音声版)が収録されています。閲覧する時にダウンロードされますので、ネットワークに接続していない状態でも見ることができます。
そしてこちらもボリュームがすごい!ページ数は実に300以上。
イラストを多用し、災害のあらゆる状況についてとるべき最適な行動が解説されています。
この情報密度は称賛に値すると思います。
作成者の防災に対する熱意をひしひしと感じました。
どなたでも手に入れることができます
この「東京防災」はその充実度が話題になり、全国から問い合わせが殺到しました。
これを受けて現在では、アプリ以外でもあらゆる方法と形で東京防災を手に入れることができます。以下に入手方法を示します。
(1) 冊子版
1冊税込み143円!!と破格の値段で全国各地にて販売されています。
この内容とボリュームならば、より高値で販売されていても適当な価格だと思います。
全国の販売場所は以下の「東京都防災ホームページ」からご確認ください。
(2) 電子書籍
「無料」でダウンロード可能です。Amazon Kindleをはじめ、あらゆる電子書籍ストアに対応しています。同じく以下の「東京都防災ホームページ」からご確認ください。
「東京防災の普及」にかける本気度を、こういった点からも感じました。
(3) Web
同様に、「東京都防災ホームページ」で全ページ閲覧することができます(PDFファイルです)。
ここでもその充実ぶりを感じたのが、日本語だけでなく、英語や中国語、韓国語と多言語版も閲覧できるようになっていることです。
さらには文字サイズを大きくした「大活字版」、音声版テキストデータも用意されています。
大都市東京には日本人だけでなく、多くの外国人も居住しています。また障がいを持つ方々も住んでいます。そういった状況もしっかりと考えられているのだと思いました。
アプリは三つのモードから構成
上の画面のように、起動すると三つのイメージが出てきます。
これは「モード」と呼ばれ、「東京防災」「東京くらし防災」「災害時」の3モードがあります。それぞれのモードでどんなことができるのか、見ていきましょう。
東京防災モード
こちらでは、先ほどご紹介した「東京防災」をベースに、幅広く防災について学ぶためのコンテンツがたくさん、それはもう本当にたくさん用意されています。
また実際に災害が発生したときに取るべき行動を、クイズやストーリー形式で学んだりすることもできます。
基本的にはこちらのモードか、次の東京くらし防災モードで使うことが多いでしょう。
東京くらし防災モード
実際の日常生活の中で、どういった防災対策ができるのかを学べるモードになっています。こちらの基になっているのは、主に女性向けの防災ブックである「東京くらし防災」になっています。
目新しい機能として、緊急ブザー機能があります。
「東京くらし防災モード」と、次に取り上げる「災害時モード」に備わっています。
これはブザーを鳴らすと同時に、現在地を最大3人までメール通知できるという機能になっています。使い方には気を付けましょう。
女性向けの視点で構成されたコンテンツですが、もちろん性別を問わず全世代的に活用できる内容になっています。
災害時モード
実際に災害が発生した時に選択するモードです。
緊急時に必要なのは正確な情報ですよね。
このモードでは、情報収集に役立つリンクがまとめられています。
災害発生時に一番気になることは、身内の安否確認だと思います。
災害時モードでは、安否を連絡したり、調べられる機能も備わっています。
リンクが充実しており、そのどれもが有用ですが、いざという時にすぐ使えるようにするのが重要です。
普段からどこにどのようなコンテンツがあるか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
まとめです
「東京都防災アプリ」の概要をご紹介しました。
防災においても、災害発生時の対策という点でも、完成度の高い素晴らしいアプリだと思います。
各モードについて掘り下げていくとかなり長くなるため、本当に概要だけの紹介になってしまいましたが、アプリの充実ぶりを少しでも実感して頂ければと思います。
「東京都防災アプリ」についてはまた記事を書く予定です。
それぞれのモードについて詳細に特集していきますので、よろしくお願いします。
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