こんにちは!管理人のアカツキです。
今回は「足元灯」について取り上げてみたいと思います。
足元灯とは?
「保安灯」や「センサーライト」、「ナイトライト」あるいは「フットライト」とも呼ばれます。
ふだんは、廊下や寝室などのコンセントに差す形で使用します。
通電するとライトが点灯し、周りをやさしく照らしてくれます。
日常では、深夜にトイレに行きたくなった時などの誘導灯になります。
近年では、防災意識の高まりから防災グッズとしても注目されています。
地震は昼でも夜でも起こります
地 震 | マグニチュード | 最大震度 | 発震時刻 | 日の出時刻(注) (被災した道県) |
兵庫県南部地震 (阪神大震災) |
7.3 | 7 |
1995年(平成7年) |
7時5分 (兵庫県神戸市) |
熊本地震 | 7.3 | 7 | 2016年(平成28年) 4月16日1時25分 |
5時45分 (熊本県熊本市) |
北海道胆振東部地震 | 6.7 | 7 | 2018年(平成30年) 9月6日3時7分 |
5時3分 (北海道札幌市) |
(注) 日の出の時刻はこちらのサイトで計算しました
上の表は、夜間に発生した近年の大地震を取り上げたものです。
いずれも深夜、あるいは夜明け前の発震です。
もちろん日中に発生した大地震も多数あります。
ここで気に留めておいてほしいことは、「地震は昼でも起こるし夜でも起こる」ということです。
この時間帯は、おそらく多くの方々が布団に入っている頃でしょう。
外はおろか室内までも真っ暗です。
揺れで目が覚めたものの、周りは暗くて何も見えません。しかし確実に揺れている。
その中で家具が散乱し、窓ガラスが割れ、室内は足の踏み場も無い状態になる。
あなたはこの状態でどのように行動しますか?
もしも、ほのかに部屋を照らす灯りがあれば・・・
むやみに室内を行き来してガラスの破片などで足を怪我する、といったことが無くなるかも知れません。
もしも、部屋の状況が把握できれば・・・
揺れが収まったあと、的確に避難行動を取ることができるかも知れません。
その「もしも」を実現してくれる一つが「足元灯」です。
防災グッズとしての足元灯
様々なメーカーから販売されており、次の特徴を備えたものが多いです。
- 人感センサー:人の動きを感知して自動点灯
- 停電時点灯:停電を感知すると自動で点灯
- 携帯灯:取り外すと携帯ライトになる
機能を絞ったシンプルなライトもあれば、地震センサーが組み込まれた製品もあります。
ぜひあなたにぴったりの足元灯を見つけてください!
(1)LEDナイトライト スイッチ式
- 価格:1,078円(直販サイト価格、税込み)
- サイズ 幅45×高さ85×奥行48mm
- 質量 35g
- 消費電力 約0.3W(点灯時)
- LED 白色、オレンジ色(どちらか一色)
- 人感センサー(×)、停電時点灯(〇)、携帯灯(×)
機能を絞ったシンプルなナイトライト
電気用品を幅広く手掛ける「オーム電機」が販売する足元灯です。
軽く、コンパクトなデザインのナイトライトです。
白色LEDとオレンジ色(電球色)LEDの二色から選ぶことができます。
こちらは機能がとてもシンプル。
操作は本体のスイッチのON/OFFのみ。押すとライトが点灯します。
そして停電時にはスイッチのON/OFFに関わらず、約10分間非常灯として点灯します。
また、コンセントに取り付けると約30分で充電が完了するのですぐに備えることができます。
停電時の備えとしては必要十分な機能と言えるでしょう。
(2)人感センサー付きLEDライト
- 価格:2,980円(直販サイト価格、税込み)
- サイズ 幅65×高さ146.5×奥行16mm(本体)
- 質量 約97g(本体)
- 消費電力 約0.9W
- LED 白色
- 人感センサー(〇)、停電時点灯(〇)、携帯灯(〇)
二つのモードで照らす足元灯
パソコン周辺機器の販売などを行う「サンワサプライ」の直営店「サンワダイレクト」で取り扱っている足元灯です。
こちらは二つのモードを搭載。
人の動きを感知する人感センサーモードでは、消灯状態から約20秒間ライトが点灯します。
また常時点灯モードでは常に弱い光が点灯し、人の動きを感知するとさらに明るく点灯するようになっています。
もちろん、停電時には自動点灯。本体を取り外して懐中電灯としても使うことができます。
この時、ヘッドライトが点灯しますが、切り替えスイッチで3パターンの光り方を選べます
(1)ヘッドライトの点灯、(2)フロントライトの点灯、(3)ヘッドライトの点滅)。
回転式ホルダーで縦置き・横置きOK
このライトは、ライト本体と非接触充電ホルダーから構成されています。
そしてこのコンセントプラグが回転するようになっています。
これにより、お使いの場所に合わせて縦・横の取り付けが可能です。
この向きに光がほしい、という要望もあると思います。良いアイデアですね。
(3)ハンディホーム保安灯
- 価格:3,678円(オープン価格につきAmazon販売価格を表記、税込み)
- サイズ 幅62×高さ68.2×奥行24.5mm
- 質量 99g
- 消費電力 0.3W以下(ナイトライト消灯時)、0.5W以下(ナイトライト点灯時)
- LED 白色、電球色
- 人感センサー(×)、停電時点灯(〇)、携帯灯(〇)
普段使いと非常時の両方に活躍
誰もが一度はお世話になったであろう電機メーカー「パナソニック」から販売されている保安灯です。
デザインはシンプルなスクエアタイプ。
普段はまぶしさを感じにくい電球色で足元を照らします。
そして停電時には明るい白色で自動点灯。
取り外して白色の携帯電灯としても使うことができます。
新築住宅などにもおすすめです
この保安灯は、オプションで二口コンセントを連結したりすることもできます。
住宅を新築・増改築する時など、これらを一まとめにしたプレートという形で導入することもできます。
お家の防災レベルアップのため、ぜひご活用を検討されてみるのはいかがでしょうか。
(4)ピオマ ここだよライトS
- 価格:4,104円(メーカー希望価格、税込み)
- サイズ 幅62×高さ96mm×奥行32mm
- 質量 約120g
- 消費電力 0.4W
- LED 電球色
- 人感センサー(×)、停電時点灯(〇)、携帯灯(〇)
- 地震センサー
地震センサー搭載!
地震の振動を感知するセンサーなどを開発・販売している「生方製作所」が展開するブランド「ピオマ(Peace Of Mind:心の安らぎ)」から販売されている足元灯です。
生方製作所は、地震センサーを利用してガスの元栓を遮断する感震器を販売してきました。
そのノウハウが「ここだよライトS」にも活かされています。
震度4相当以上の地震を検知すると自動的にライトが約10分間点灯します。
これは今回ご紹介する足元灯で唯一の機能です。
様々な場面に対応
照度センサーによって消灯後、約30秒間足元灯として点灯します。
もちろん停電時には自動点灯(約10分間)。コンセントから抜くことでも自動点灯(約10分間)。
この時、ON/OFFスイッチで点灯と消灯が可能です。点灯時間は満充電の状態で約6時間です。
このように、ほぼすべての状況で自動でライトが点灯します。
また光の色は黄色みがかった色ですので、いずれも安心感を与えてくれますね。
(5)wasser13
- 価格:4,611円(メーカー希望価格、税抜き)
- サイズ 約 幅60×高さ133×奥行55mm
- 質量 約190g
- 消費電力 約1.8W(最大)
- LED 白色
- 人感センサー(〇)、停電時点灯(〇)、携帯灯(〇)
コンパクトでオシャレなデザイン
横浜に本社を持つ総合メーカー「大河商事」が販売する足元灯です。
ドイツ語で水を意味する「wasser」を冠するブランドシリーズからこちらを取り上げてみました。
こちらはコンセントにホルダーを取り付け、そこにライトを差し込む形になっています。
ホワイトのスリムなデザインが光りますね。
インテリアとしても違和感なく使えるのではないでしょうか。
フロント、ヘッドの2wayライト
デザインのみならず、機能も十分です。
人感センサーが搭載されておりますので、人や動物が動くとフロント全体が白く光り、約20秒後に消灯します。
また、ホルダーから本体を取り出してもフロントライトが自動点灯。
この時、電源ボタンを押すことでヘッドライトに切り替わり、懐中電灯として使用することができます。
停電時にもフロントライトが点灯。デザイン性と機能性を両立させた足元灯だと思います。
(6)停電センサーLEDサーチライト/赤外線センサー付
- 価格:5,000円(メーカー希望価格、税抜き)
- サイズ 約 幅55×高さ120×奥行28mm
- 質量 約100g
- 消費電力 0.5W
- LED 白色、電球色
- 人感センサー(〇)、停電時点灯(〇)、携帯灯(〇)
二口コンセントをふさがないコンパクトなデザイン
新潟県燕市に本社を置く家電メーカー「ツインバード工業株式会社」から販売されている足元灯です。
足元灯はコンセントに常に差して使用します。
ですが、通常コンセント口は二口になっているところが多いです。
しかし足元灯が必要とするのは一口のみ。
そのため、製品の形によっては使わないもう一つの口をふさいでしまう可能性があります。
こちらのLS-8559Wは、そのような意見を踏まえてプラグ位置を設定。
もう一つの口をふさがないようになっています。
通常は下向きにして足元を照らすようになっていますが、上向き取り付けも可能。
足元のみならず、空間を照らしてくれます。柔軟な使い方ができると思います。
各種センサーで停電時に自動点灯
このライトには停電、照度、人感の3センサーが組み込まれています。
夜間に近付く人を感知したり、停電になると自動的にナイトライト(電球色LED)やサーチライト(白色LED)が点灯します。
また、コンセントから取り外すとそのまま懐中電灯としても使用できます。
もしもの時にきっと活躍してくれることでしょう。
まとめです
今回の防災グッズは「足元灯」をご紹介しました。
フットライトと言いますと、ホテルに宿泊した時のベッドを思い出します。
大体のホテルにはライトが備わっていますよね。
今まで特に意識していませんでしたが、あれは装飾だけでなく防災という意味もあったのだなあと改めて意識するようになりました。
ご自宅でも寝室などに導入することで、非常時はもちろん、普段でもちょっとしたインテリアとしてお部屋を飾ってくれるアイテムになってくれるのではないでしょうか。
機能性と実用性を兼ね備えた「足元灯」で、より安心な日々を作っていきましょう。
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