2024/12/1 地域の防災リーダー「防災士」(後編) を投稿しました

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地域の防災リーダー「防災士」(後編)

防災豆知識

こんにちは、管理人のアカツキです。前回、防災士資格の取得について、防災士という資格の概要とその取得要件である研修について、私の受講体験記を交えながら記事をお送りしました。

今回は後編として、防災士資格取得試験に焦点を絞って述べていきます。どんな内容が出題されるのか、実際の試験の流れはどうなっているか、その内容についてまとめました。

また、前半の記事でも触れましたが試験問題は非公開になっています。そのこともあって試験に不安を覚えている方も少なくないかと思います。そこで私なりに練習問題も作ってみました。記事の最後に用意しましたので、ぜひ試験対策にお役立てください。

そして資格取得済みの方がこの記事をご覧頂くことはそこまで無いと想定していますが、復習という観点では有益なものになるかも知れません。いずれにせよ、何かの形でお役に立てれば幸いです。

なお、今回私が受講した研修機関は、北海道札幌市にある札幌商工会議所付属専門学校です(略称CA)。以下、試験について述べる場合はCAの事例を基にしていきます。

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防災士資格取得試験について

匙を投げたくなるような難易度ではありません

まず一番気になるのは、防災士試験は難関資格なのか?ということです。これはあくまで私の体感になりますが、見出しにもある通り「匙を投げたくなるような難易度ではない」と感じています。

では試験の合格率はどれくらいかというと、試験を所管する認定特定非営利法人、いわゆる認定NPO法人である日本防災士機構(JBO:Japan Bousaisi Organization、以下JBOとも表記します)によれば92%となっています(2023年度)。

これは相当高い数字であり、実質ほとんどの受験者が合格していると言っても良いのではないでしょうか。

また試験は全30問が出題、択一式で、試験時間は50分間です。合格基準は、全30問中24問以上の正解(80%以上)となっています。8割正解というのは結構ハードルが高そうに思えますが、それに見合わず合格率は非常に高くなっています。

では簡単なのか?と言われればそうでもありません。

前提として防災士教本を一通り読み、問題を解いて理解を深めるということは当然要求されます。何しろ防災に関しての事柄が各種災害の基礎知識はもちろんのこと、行政の災害対策(関連法律も含みます)、自助や共助において必要なこと、防災士に期待される活動など全般に渡って網羅されており範囲が非常に広いからです。

ですので事前の勉強は必須であり、その前提があって受験した上での所感であれば簡単と捉えられる方も少なくはないかなと思います。また試験全般についてはJBOがよくある質問としてまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。

少し前置きが長くなりました。私が防災士試験の難易度を見出しのように感じた理由は、大きく分けて次の通りです。

  • 記述式試験ではなく、択一式試験であり選択肢も少ない(三択)
  • 最も重要と思われるポイントが出題される
  • 合格できなくとも無料で再受験できる

以下、これらについてその理由を見ていきましょう。

試験は択一式試験

まず言えることは、択一式試験であることです。ですので選ぶのは一つ。しかも選択肢は三つと絞られていますので、より正答にたどり着きやすくなっていると思います。

また私が受験した限り、問題はいずれも三つの文章から正しい記述を選ぶというものです。このことによって問題の難易度が抑えられている、そのように感じました。

例として次のような問題を作ってみました。ぜひチャレンジしてみてください。
ちなみにどちらの問題も正解は同じです。

例題1

(問)津波の災害特性に関する以下の記述について、正しいものを一つ選びなさい。

(1)津波の伝播速度は水深の平方根に比例し、太平洋では平均水深が4,000mであるので時速約36kmの速さで伝わる。

(2)津波の伝播速度は水深の平方根に比例し、太平洋では平均水深が4,000mであるので時速約250kmの速さで伝わる。

(3)津波の伝播速度は水深の平方根に比例し、太平洋では平均水深が4,000mであるので時速約700kmの速さで伝わる。

*伝播(でんぱ:ここでは波が伝わることです)

(正解)(3)

(解説)津波はよくジェット機並みの速さで伝わる、と言われることがあります。その速さは重力加速度(9.8m/s^2)と水深(m)の積の平方根を取ったものであり(単位も二乗が取れてm/sになり速さになります。3.6を掛ければ時速(km/h)になります)、重力加速度は決まった値ですから水深によってその速さが決まるということになります。

なお、(1)と(2)は水深の値が異なります。
(1)は10m、(2)は500mです。

例題2

(問)津波の災害特性に関する以下の記述について、次の正誤の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

(ア)津波は短波に属し、その伝播速度は水深の平方根に比例する。太平洋では平均水深が4,000mであるので時速約250kmの速さで伝わる。

(イ)津波は長波に属し、その伝播速度は水深の平方根に比例する。太平洋では平均水深が4,000mであるので時速約700kmの速さで伝わる。

(ウ)津波は第一波が最も高く、第二波、第三波と減衰していく。そのため避難後に第一波が去った後は、避難解除の情報を待つことなく家に戻って良い。

(エ)津波は第一波よりも第二波、第三波が高いケースもある。また津波は川を遡上して被害をもたらすことがあり、2011年東北沖太平洋地震において北上川を30km遡上した。

(オ)津波は第一波よりも第二波、第三波が高いケースもある。また津波は川を遡上して被害をもたらすことがあり、2003年十勝沖地震において十勝川を10.5km遡上した。

   ア イ ウ エ オ
(1)正 誤 誤 正 誤
(2)誤 正 誤 正 誤
(3)誤 正 誤 誤 正

*各数値は防災士教本に基づいています

(正解)(3)

(解説)
(ア)誤 津波は長波に属します。長波とは波の一つの山と一つの谷の長さである波長が水深よりずっと長い波(浅水波とも呼ばれます)のことです。後段では速さが誤りです。
(イ)正 ちなみに短波とは長波の逆で、波長が水深よりずっと短い波(深水波)のことです。長波であること、後段の速さが時速700kmであり正です。なお、電磁波の区分としても長波と短波がありますが、あちらは波長の長さあるいは周波数の大きさで分類しており、本問での意味とは異なります。
(ウ)誤 津波は第一波が最大とは限らず、第二波、第三波が高くなるケースもあります。そのため避難解除の情報が出るまでは家に戻ってはいけません。よって誤です。この問いに関しては津波警報発令時のニュースなどでも呼びかけられておりますし、防災士の試験を抜きにしても知っておくべき内容かと思います。そしてポイントの二番目にも通じますが、このような知識として知っておいてほしいと思われる問題が出題されるようです。かなり記憶が薄れてしまいましたが、この選択肢は今回の防災士資格取得試験で実際に出題されていた様に思います。
(エ)誤 前半は(ウ)でも見た通り正しいのですが、後半の遡上距離は30kmではなく、40km以上です。よって誤り。
(オ)正 前半、後半とも正しい記述です。

したがって

(ア)誤(イ)正(ウ)誤(エ)誤(オ)正

が正解となり、これを満たす組み合わせは(3)になります。

いかがでしたでしょうか。明らかに例題2に手応えを感じられたかと思います。例題1と2はいずれも択一式の問題例ですが、前者は三択で正答を直接選ぶもの、そして後者は多数の記述それぞれについて正誤を判断し、その組み合わせの三択から正答を選ぶ形になっています。

同じ三択問題ではありますが、例題2では記述が5本あり、さらに解答選択肢も確実に解答できるであろう(ウ)が埋められても(ア)~(イ)、(エ)~(オ)それぞれについて選択を迫られなおかつ(エ)~(オ)の前半部分は(ウ)で決まっており実質後半の記述を知っているか?ということを求めているのが本例題の想定です。

同じ津波に関する問題でも例題2は例題1よりも深かったり広い知識を求められ、また解答選択肢も受験者が記述のどれかに自信がない場合に消去法で解答を見出すことを見越し、それを惑わせるような組み合わせにしたりしていることが体感できたかと思います。難関資格と呼ばれる資格試験などは例題2のパターンが多いのではないでしょうか。

最も重要なポイントが出題される

続いて考えられるのは、最も重要なポイントが出題され、ということです。防災士教本の巻末には「各講目に関連する防災士の活動指針(参考例)」というセクションがあります。

この講目というのは防災士教本に掲載されているカリキュラム全25講(21講と補講4講の合計)を指しており、それぞれについて重要と思われるポイントが記されています。たとえば第12講「災害医療とこころのケア」には次のような記述があります(他に三項目あり)。

災害現場で行われるトリアージについて理解し、被災者の理解を得るために協力する。

出展 防災士教本(2024年度版) 368ページ

医療ドラマなどでトリアージという用語を聞かれた方も多いかと思います。災害現場などで負傷者が多数いる場合に治療の優先度を決めるための方法で、たとえばすぐに処置が必要な人がいればその人の手首または足首に赤色トリアージタッグと呼ばれる紙を付け、他の軽症者よりも先に治療をしてもらうための手段です。

先の活動指針において、防災士はこのことを理解し、そして被災者の理解を得るために協力する旨書かれていましたね。トリアージは(専任の)医療従事者が行うものですが、その中にも防災士の方はおられるでしょうし、またそうでなくとも災害時に近隣の方々と協力して被災者の救助に動くことは、共助として防災士に期待される役割でもあります。したがってその内容の理解は重要であるとJBOは考えている、ということになるかと思います。

つまり活動指針に記載されている項目は出題頻度が高い、ということも言えるのではないでしょうか。実際今回の試験において、トリアージに関する問題があったことは記憶に残っています(死亡、不処置に対する色を問われていたと思います。この時の色は黒となっています)。

そして出題内容も基本的かつ一番大事な事柄を問うものになっていると思います。トリアージの場合ですと治療の優先順に4色が決められているのですが、緊急が赤であること、死亡、不処置が黒であることが最も知っておいてほしいことだと思います。

ですので

といったより細かい部分を尋ねるような問題は出題されないだろうということです(この場合、黄色ではなく緑色のタグです)。

防災士試験は勉強期間が実質一か月間です。その間に教本にある全ての広大な範囲を隅から隅までカバーし、さらにそこから掘り下げて学びを深めるのは無理な話です。活動指針にある事柄で、その事柄の肝心であり要となる部分について問われる、そのように考えてよろしいかと思います。

また、教本の巻末には「防災士教本・復習のポイント」も設けられています。こちらはより直接的なキーワードが列挙されています。お互いを補完的に利用することでさらに理解が深まるのではないでしょうか。

無料で再受験ができる

次に三つ目の理由についてですが、防災士試験は合格が叶わずとも再度試験を受けることが可能です。しかもその際の受験料は頂かず無料であることがJBOのよくある質問に明記されています。

再受験に関する、よくある質問の回答

再受験に関する、よくある質問の回答
出展 日本防災士機構「よくある質問(防災士資格取得試験について)

実際の受験は研修機関あるいはJBOに相談が必要、となっていますが、これはかなり温情のある救済措置になっているのではないかと感じました。一般的な資格試験、たとえば年二回の試験であればそれだけしか受験チャンスがありません。また試験ごとに受験料なども必要になるでしょう。

となると、JBOのスタンスとして「防災士を志したならば、ぜひ取得してほしい」という考えがあるのではないかと推察します。自然災害が頻発する国において一人でも多くの人が防災に興味を持ち、その先頭に立って行動を起こしていくならば、災害時により多くの命を救える可能性が高まることを意味していると思うからです。

そのようなこともあって志願者に受験のチャンスを増やしているのではないでしょうか。

以上、試験の難易度について私見を述べました。防災士試験は一か月間頑張って勉強すれば十分に合格できる試験であると思います。

本試験の流れについて

試験前・JBO職員が前へ

ここからは、実際の試験がどのような感じで行われるかについて見て行きます。本試験はどの研修機関でも研修の最終日、最後の講義が終わった後に取り行われるようになっているはずです。

今回の場合ですと、まず講義終了後、ただちに会場の後方で待機していたJBOの職員さんが前にやって来ました。人数は二名でした。ここは会場の広さで変わるのかも知れません。

その後、机に筆記用具のみを置くよう指示があり、続けて問題用紙と解答用紙が配られました。ここで特徴的だったのが、解答用紙には原則自分の氏名や受験番号といったものを書かなくとも良いということです。

というのも、体験記でも少し述べましたが、研修最終日に受験者カードと呼ばれる紙が配布されていました。これに氏名や受験番号、住所(もあったような気がします)が印字されており、シールとして剥がすことが出来るようになっていました。

解答用紙にはそのシールを貼り付けるスペースがあり、職員の方から先のシールを貼り付けるように言われました。そしてもし印字内容に誤りがあれば、訂正部分のみをやはり解答用紙にある訂正欄に記入して欲しいとのことでした。

私はエンジニア時代、業務に関連する資格をいくつか取得してきたのですが、その全てが氏名などを解答用紙に手書きするやり方でした。ですのでこの方式はなかなか良い方法だなと当時感じたことを記憶しています。

というのも、試験によっては記入を試験開始前に行わせるもの、試験開始後に答案作成と合わせて行うものがあったのですが、後者の場合は問題を解くことに追われて最も大事な氏名だったり受験番号だったりを書き忘れる可能性がごくわずかですが残ってしまいます。その点、あらかじめ印刷されたものをシールとして貼って訂正があれば都度直すのは合理的だと思います。

ただ今回の試験においては、疑問に感じたことがありそれを聞きたかったのか、それとも実際に不備があり訂正を申し出たかも知れない方が思いの外おられたようで、職員さんがしばらく対応に動き回っていたのが印象的でした。

試験開始・筆記具はマークしやすいもので

そうして準備が整うと試験開始です。試験時間は50分間で、解答はマークシート方式です。解答に使える筆記具ですが、今回受験したCAでは次のような指定がありました。

「筆記用具:黒鉛筆またはシャープペンシル、濃さ:HBまたはB」

私はマークのしやすさを第一に、濃さがBで芯先を少し丸めた状態の鉛筆を持ち込みました。

ただ緊張していたのか、試験が始まった後に直前までの講義で使っていたシャープペンで解答していたことに気が付きました。

こちらですと芯が細くマークに少し時間が掛かったり、間違いがあった時にマーク跡が消しにくいといったこともあったりするので、この点はちょっとミスしてしまったかなと感じています。

ところで筆記具の指定については、JBOから何もされていないようです。資格取得試験について「よくあるご質問」が用意されているのですが、そこに記述は見られませんでした。

とはいえ、先にあった指定が試験で使う筆記具の一般的な条件だと思います。それもあって暗黙の了解的にJBOも質問集に掲載していないのではないでしょうか。

ただこれも突き詰めていくと際限が無くなりそうです。実際には各研修機関の要項が書かれた資料に記述があるでしょうから、それに従えば良いのではないでしょうか。

そして筆記具の好みは人それぞれですから、指定範囲において普段使い慣れているもので解答するのがベターでしょう。

試験後・途中退室できます

そして解答が終わり次第、問題用紙と解答用紙の両方を職員に提出し、確認が取れれば荷物をまとめて退出することが可能です。おそらく試験時間50分間の全てを使う方は多くはないかと思います。

今回の場合ですと、早い人で10分ちょっと、それからポツポツと解答を終えた人が出て来ていたように思います。私は30分くらいで退出したと記憶しています。

どうしても退出する人が増えてくると焦りを感じてくると思いますが、試験は他人と争うのではなく、自分の力が試されているものです。冷静さを保ち、自信を持って答案を提出するようにしたいですね。

試験対策について

ここまで、試験の難易度や実際の流れについて見てきました。ここからは、試験に合格するためにどのような対策が必要か、問題を解くという観点から述べていきます。

過去問はありません

資格試験の対策として「過去問をやってみる」というのがあります。

もちろん、資格試験のみならず、学校のテストなどにおいても過去問を解くことは、重要な対策の一つになっているかと思います。問題の出題傾向を見たり自分の実力が付いているかを確認できますし何よりトレーニングになります。

ところが、防災士試験に関しては過去問は公表されておりません。この点についてはやはりJBOのよくあるご質問においても明記されているところです。

過去問に関する、よくある質問の回答

過去問に関する、よくある質問の回答
出展 日本防災士機構「よくある質問(防災士資格取得試験について)

さらに試験後、解答用紙だけでなく問題用紙も回収されますから、実質各人の記憶の引き出しを頼りに問題を復元するしかないということになります。

しかし最初の防災士試験が2003年(平成15年)に行われて以来年月の積み重ねがあることと、防災士の認証登録者は約30万人の人数規模であるという両者の積み重ねがありますから、研修機関によってはそのノウハウを活かしたオリジナルの問題集を作成しているところもあるかと思います。

たとえば今回私が受講したCAもそうですし、防災士の養成に多くの実績を持つ防災士研修センターのサイトにもそのような記述が見られます。

もしそれらが無い場合は、防災士教本をつぶさに読みながら試験対策をすることが求められるかと思います。これは先にも述べましたが、活動指針などから出題されそうなポイントを押さえていくことが合格に近付くための一つの方法ではないでしょうか。

とは言っても、やはり問題を解かないことには先に進めないのもまた事実かと思います。

練習問題を作ってみました

ならば、自分で作れば良い!

というわけで、練習問題を作成してみました。問題は次のような構成になっています。

練習問題の構成

  • 問題は、2024年度版の防災士教本に基づく
  • 防災士の活動指針で示されている論点で出題
  • 本試験のように三択ではなく、一問一答形式
  • 各講目の内容について、それぞれ三問ずつ出題→全75問
  • すべて〇か×で答える

いずれも私の視点で作成していますので、本試験の問題と比べ着眼点がずれている部分もあるかも知れません。ですが参考になる部分はあるかと思います。

また難易度は一問一答ですから本試験の三択よりは控えめかなと見ています。ただ見返してみますと、覚えておくべき数値や内容には引っ掛けを結構入れていたんだなと感じました。解答の際には問題文をしっかり読まれることをおすすめします。

練習問題のイメージ

自作・防災士練習問題のイメージ

さらっと問題文を読んで流してしまうと引っ掛かります。

自分で作っておいてアレですが、解いてみて間違ったものも若干数あったりします。そういう意味ではなかなか手応えのある問題になったかも?

練習問題は今後逐次追加してアップデートしていくことも考えています。防災士の試験対策に是非ご活用ください。資格取得の一助になれば幸いです。

ダウンロードは以下からどうぞ。

(注:いずれもPDFファイルです)

ちなみに、問題演習の場はWeb上や書籍などでも多数展開されているようです。私はこちらの練習問題を活用させてもらいました。

まとめです

前回、今回と二回に渡り「防災士」について私の受験体験も踏まえて述べてきました。この記事の投稿時には、防災士の認証登録者数は30万人に達していることでしょう。

日本の防災に関係する動きとして、政府が「防災庁」を設置するため内閣官房に準備室を設置した、とのニュースは記憶に新しいことかと思います。

今後想定されている大きな災害として、リンクにもありますように首都直下地震や南海トラフ地震が挙げられます。これらに対応していくための動きを加速させることは自然な流れであろうと見ています。

しかし、国による取り組みも大事な事だと思いますが、今回私が防災士の研修を受講して感じたのは、地域の防災力を高めることが最も効果的な防災・減災対策の一つになるのではないかということです。

今後さらに多くの防災士が地域の防災を引っ張っていくことが期待されています。私もその一人として自分が出来ることをやっていくつもりです。

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