こんにちは!管理人のアカツキです。災害時に役立つ防災アプリとして、総合的な機能を持ったものをご紹介しています。前回は「NHK・ニュース防災アプリ」を解説しました。
今回も総合防災アプリである、「Yahoo! 防災速報」をご紹介します。
こちらも定番のアプリと言えるでしょう。
Yahoo! 防災速報とは
Yahoo! JAPANから提供されている災害情報通知アプリです。
iOS版、Android版ともに無料で利用することができます。
特に防災手帳の情報密度はすごいですよ!
これを読み込んでおくだけでも、防災に対する意識が高く押し上げられるのではないでしょうか。それでは一つ一つ見ていきましょう。ここではiOS版の画面で解説していきますが、Android版でも基本的には同じ操作です。
現在地や登録した地域に災害情報を配信
まずはアプリ起動後の画面です(写真1)。最初にあなたがお住いの地域を登録してみましょう。
「地域を検索して設定」をタップすると写真2のような画面に変わります。
この「地域の設定」から登録します。リストから探すだけでなく、郵便番号や市町村名を入力したり、音声でも探せるようになっています。ここでは例として、千葉県柏市にしてみました(写真3)。
登録できる地域は最大三か所。Yahoo!では、自宅、会社、そして実家の利用を想定しているみたいですね。実家が遠くとも、手元に何かの通知が届けばすぐに連絡することもできます。柔軟な使い方ができそうですね。
また、「現在地連動」は、アプリに位置情報の使用を許可させると使えるようになります。これで移動中の災害などにも素早く対応できるようになるのではないでしょうか。
設定が終わったのが写真4です。これだけであなたの街の情報が出てきます。
この「通知履歴」は市町村によってけっこうカラーが違います。基本は大雨情報の履歴が多いですが、特別定額給付金の給付状況なども細かくお知らせしてくれるところもあります。
また、都道府県の警察本部が発表する犯罪発生情報など、防犯情報もここに表示されます。あなたの地域が対応しているか調べるには、Yahoo!防災速報からのお知らせをチェックしてみてください。
「災害マップ」ユーザーから投稿された周辺情報を確認
避難情報や大雨の危険情報が通知された時に利用可能になります(写真5)。
(1)の投稿ボタンで周辺の状況を投稿すると、(2)の色分けにしたがってアイコンが地図に表示されます。非常時にはきっと役に立つことでしょう。
ですが、普段から使い方に慣れていないと、いざという時に何もできませんよね。
私としては、定期的に投稿テストができるようになってくれれば良いかなと思います。
さて、マップ右上の「ひしもち」みたいなアイコンをタップすると写真6に切り替わります。これは地図にどんな情報を上書きしますか?というものです。必要に応じて表示する情報を選んでみてください。
「防災手帳」避難場所探しや防災用品、災害時の対応まで幅広くサポート
最後に、防災手帳を紹介します。開くと写真7のような画面になります。必要な情報がスマートにまとまっていて、とてもわかりやすいですよね。これが知りたい!という情報が絵と文字ですぐに探すことができます。
特に素晴らしいのが、避難場所リストです。アプリに地域を登録しておけば、すぐに写真8のように周辺の避難場所が表示されます。避難時にも手元で情報が見られるスマートフォンの強みがいかんなく発揮されていますよね。
また防災用品についても、何をそろえれば良いか、ここを見ればすぐにわかります(写真9)。
これだけでも相当に手厚い内容です。しかしまだ半分といったところです。
もし災害時に困ったことがあっても、それを切り抜けるための知恵を調べることができます(写真10)。一例として災害発生時の知恵を取り上げました(写真11)。
これはほんの一部です。この下にもずっとぼう大な量の知恵が続いています!
そしてページの最後には、生活再建のための支援制度がまとめられています。災害の「その後」のことまでしっかりとサポートされています。
また、それぞれの災害についても起こすべき行動などがまとめられています(写真12)。
なお、設定画面ではスマホにプッシュ通知する情報も選ぶことができます(写真13)。
緊急情報ですので、寝ている時にも通知される可能性もありますが、通知音に抵抗がある方もいらっしゃると思います。そういった場合はここで細かく設定もできます(写真14)。
まとめです
Yahoo! 防災速報の詳細をお伝えしました。
総合防災アプリとして、高い完成度になっていると思います。
自分の身近に起こる災害について、より素早い対応をするための大きなサポートになってくれることでしょう。
Yahoo JAPAN IDをお持ちであれば、ログインして避難場所の登録もできるようになっています。ぜひ試してみてください。防災手帳もおすすめです!
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